2013年10月10日木曜日

栽培試験.1

これからのシーズンに向けて、鍋に良し、炒め物に良し…の野菜達を作っています。

畑作やハウス栽培のノウハウ、栽培データなどは園芸の本や試験場などのWebサイトにいくらでも掲載されているのですが、水耕栽培のノウハウって、あまり無いんですよね。

それも野菜の品種ごとの対比だとか生育日数、品質、生理障害などなど、諸々…一から自分でトライアンドエラーの繰り返しです。

ということで、僕が栽培している野菜達を定期的に掲載することで、この品種を買おうとか、これなら作れるかも…なんてこれから就農を目指す人や畑作や水田作などとの複合経営を考えている人達の役に少しでも立てればなぁ…なんて、ちょっと大げさですが。


さて、今回は初めて種まきをしてみた小松菜2品種。
『はかた小松菜』と、『ニュー小松菜』という、どちらも生育が早いものです。

パッケージの写真を見る限りでは、『はかた』の方がハリが良く、ボリューム感があるように見えます。
どちらも播種から35〜40日で収穫できるとのこと。


これは9月26日に播種、29日から緑化させたものを、本日10月10日に引き抜いた株の対比です。


どちらも発芽率が良く、揃いもそこそこでした。
今回は初の種まきということで、トレーに入れた緑化期間をかなり長めにしています。
データ取り…ということで…。
本来今時期だと、補光や加温しないで発芽2〜3日、発芽揃いから緑化で5〜7日、合わせて1週間〜10日くらいで定植できるのかな?

注目するのは、根の長さ。
『はかた』が4倍くらい長いです。
根が長いと、水耕のベッドに定植する際、経験上の感じですが作業効率が悪くなります。

些細な違い、経験豊富な人には何のことは無い違いとは思いますが、こういった生育日記を収穫まで掲載していくであります。

小松菜第2回目の播種は、そこからどれだけ早く収穫できるかを追ってみますー。

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